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RRS(Rapid Response System)

施設紹介

北里大学病院

Last Updated: 2018.1
北里大学病院
病床数
1033
医師数
602
チーム形態
MET RRT CCOT
現場へ行くメンバー
医師、看護師、その他 1~3名
運用時間
24時間365日
コール方法
専用PHS、番号あり。Rapid Response Teamへの直通電話です。

起動基準

気道 気になる音、挿管チューブ、気管切開カニュラの問題
呼吸 呼吸困難、努力呼吸、不規則な呼吸 呼吸回数 10回/分以下、25回/分以上 SpO2 92%以下、もしくは計測不能
循環 脈拍数 120/分以上、50/分以下 収縮期血圧 200mmHg以上、90mmHg以下 尿量 4時間で50ml以下
意識 急激な意識状態の悪化、覚醒しない患者
患者に対して何か心配な時、急性の明らかな出血、治療に反応がない

※Single Parameterの起動基準を採用しています

対応の最初の5分で心がけていること
①RRS起動の一件は、病棟スタッフが、非常に多くのハードル(困難)を越えてもたらされた1つのコールです。まず病棟スタッフへの敬意を忘れずに対応し、連携します。②DNARオーダー、ICU入室を含めた治療制限が明確でない場合も多く、まず注意するべき点と思っています。③RRS起動の原因を考察する前に、蘇生(ABCの確立)かどうかを判断します。その場合、蘇生と情報収集は同時進行します。
実績
①年間RRS起動件数(と月平均1000入院当たりの起動件数) 2014年度 261件、2015年度 410件(15.3件/1000入院/月)、2016年度 529件(19.7件/1000入院/月)、2017年度は現在集計中(おおむね40-60件/月)(23.7件/1000入院/月)、②1000入院当たりの予期せぬ死亡は、2015年度 3.1/1000入院/月、2016年度 2.0/1000入院/月、2017年度 1.7/1000入院/月。③RRS経由のICU入室率(%/月) 2015年度14.7%、2016年度 16.3%, 2017年度 20.0% (予期せぬ死亡とは、DNARではない、and/or 蘇生努力のなされた症例と定義しています。事故調査制度の同用語とは意味が異なることに注意して下さい)。MEWSの平均値は開始時5点台でしたが、最近は4点台前後に低下してきました。
メッセージ
①RRSに必要とされる要請件数25件/1000入院を超えるようになってきました。②なおかつ、これはCode Blueをほとんど含まない数字です。③院内ICUとの一体運用で、RRS経由ICU入室がスムースに行われています。RRS起動症例の10-20%がICU入室となっています。④RRS起動症例のフォローアップは、Respiratory Support Team (RST) ラウンドで行っています。⑤Process Improvement Component相当の会議を毎月開催し、RRS件数、予期せぬ死亡件数の推移など、RRSの活動を院内のリスクマネジメント委員会に毎月報告しています。⑥RST・RRTリンクスタッフ会議を設けて、病棟からのRRS起動に関わる啓蒙、教育を実践しています。⑦RRT出動者養成の実習を行い、メンバー教育を行っています。⑧TeamSTEPPS®に基づいた、急変シミュレーションを病棟ごとに実施しています。「RRSが安全な病院であることに寄与している」と、胸を張れるよう頑張っています。見学随時受付ています。種々の交流、大歓迎です。
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日本院内救急検討委員会