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RRS(Rapid Response System)

施設紹介

東京ベイ浦安市川医療センター

Last Updated: 2020/6/18
東京ベイ浦安市川医療センター
病床数
344床
医師数
139名(集中治療科5名、救急科7名を含む)他に後期研修医41名(自治医系列のため9年目まで後期としている)初期研修医16名、6/12現在
チーム形態
MET/CCOT
現場へ行くメンバー
ICU対応:医師2~1名
救急対応:医師1名、看護師1名
運用時間
24時間 365日
コール方法
専用PHS電話4台運用:外来用(救急対応)・病棟用(ICU医師対応)・特殊フロアー(OPE室・カテ室・HCU)用(ICU医師対応)・小児用(小児科医師対応)

起動基準

全般 患者に対する懸念
呼吸 呼吸数 <8、>28回/分
新たなSpO2<90%
循環 血圧<90
脈拍<40、>130回/分
尿路 尿量<50mL/4h
神経 新たに出現した意識レベル低下
新たな胸痛、チアノーゼなどの皮膚色の急激な変化、10分以上の異常な興奮、自殺企図、制御不能な出血・疼痛、新たな外傷、30分以上にわたる嘔気・嘔吐、アナフィラキシー、緊急に処置が必要(担当医と連絡が取れない場合)

※小児は別にあり

対応の最初の5分で心がけていること

the first 5 minutes
(MET/RRTが現場に到着する前にすべき最初の5分間のプロトコル))

実績

平成24年4月に医療安全委員会の活動チームとして「RRS」立ち上げチームを編成(前センター長、藤谷先生の“RRSを導入するぞ!”の一言で開始)コール方法・対応後の記録・周知方法・運営方法等を検討。医師連絡会・全体連絡会で周知し、周知のためのシミュレーションを実施後、平成25年1月19日(119)開始。平成26年度から「RRS部会」として活動。平成29年度にCCOT導入。平成30年度より各病棟にRRS担当ナースを配置。

メッセージ

*全職員が、コールフロー・起動基準のカードを携帯している。
*病院の方針として全職員がICLS・BLSを受講する。(本部運営のシミュレーションセンターが徒歩5分にある)
*定期的に部署単位でRRSシミュレーションを実施。医療安全推進週間には、RRS講義+α講義(今年度はDNRとは)を実施。(年間計画を立てて実施、開催日は部署の希望日で実施)
*事例の振り返りを、部署でRRSメンバー中心に実施⇒RRS部会で月に1回、振り返りを実施⇒対応が良かった事例の部署に対し「RRS賞」(持ち回りトロフィー)を全体連絡会で表彰
*各病棟のRRS担当ナースが自身の病棟の医療安全のマネジメントを行う

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