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RRS(Rapid Response System)

施設紹介

獨協医科大学病院

Last Updated: 2020/6/29
獨協医科大学病院
病床数
1167床
医師数
4名
チーム形態
RRT・CCOT
現場へ行くメンバー
看護師1名
運用時間
月曜日~金曜日:9:00~17:00 土曜日:9:00~12:00
コール方法
PHS

起動基準

呼吸 呼吸困難・努力様呼吸・不規則な呼吸・呼吸回数 10回以下、25回以上・SPO₂ 92%以下・もしくは計測不能
気道 いつもと違う気になる音・挿管チューブや気管切開カニューレの問題
循環 脈拍数 120以上、50以下・収縮期血圧 200mmHg以上、90mmHg以下
尿路 4時間で 50ml以下
意識 急激な意識レベルの低下・覚醒しない患者
その他 患者に対して何か心配なとき・急性の明らかな出血・医療従事者の直感(何か変、何かいつもと違うなど)

 

対応の最初の5分で心がけていること

まず、依頼してくれたことに感謝を伝え、その後、患者の状態を一緒に観察しています。RRSを依頼するまでには、状態が悪化するのではないか、RRSを呼んでよいのかなど、様々な気持ちがあったと思います。患者の状態を一緒にアセスメントし、状態悪化のサインに気づいていたこと、不安な時にはいつでも呼んでよいことを伝えるようにしています。
また、生命の危機の可能性があると判断された場合は、医師と連絡を取り、速やかに治療が開始できるよう介入しています。

実績
<RRS>2018年9月より運用開始
起動件数 2018年度 21件 ・2019年度  16件
RRSラウンド件数  2018年度  505件・2019年度  1196件
<RST>2018年6月より運用開始
RSTラウンド件数  2018年度  148件・ 2019年度  103件
メッセージ

週末の緊急入院患者、ICU病棟・救命救急病棟から一般病棟へ転棟された患者の院内ラウンドを実施し、患者状態やモニタ波形の確認を行っています。また、RSTは、臨床工学技士や理学療法士とともに、人工呼吸器やNPPV、NHFなどの呼吸補助装置を使用している患者のラウンドを行っています。各病棟のラウンドを行うことで、病棟看護師より心配な患者について相談を受けることがあり、見落としていた患者情報を得て、早期に介入することができています。気軽に相談でき、困ったことがあったら、すぐに呼んでいただけるようなRRSチームを作っていきたいです。

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日本院内救急検討委員会